故郷
2006年 03月 23日
故郷にいたころは食うや食わずの
貧乏生活だったけど、
それでもやっぱり韓国はいいよ。
すべてが懐かしい。
石ころ一つ、
木の葉一枚、
落ち葉一枚見ても
郷愁を感じるんです。
在日一世/李朋彦の一説です。
興味本位で買った写真集でしたが、
読んでいるうちに忘れかけていた
祖母の思い出がよみがえってきました。
<パッチギのロケ地にて>
映画「パッチギ」で主人公がギターを
投げ捨てた橋です(^-^*)アチャー
Ricoh R10 AGFA VISTA400
僕の祖母はそれはまぁ、にぎやかな祖母で(*^^;
近所の同胞友達を呼んで、よくお酒を飲んでは
朝鮮の踊りを踊っていました。
人の悪口は絶対に言わないし、聞かない!
これが祖母のポリシーみたいなもので、
人柄もよかったと思いますが、たえず祖母の
周りには人が集まっていました。
一度、「ハンメ(祖母のこと)は韓国に帰りたいって思わへんの?」
って聞いたことがありますが、
「韓国に帰ってどうする?何もないわい!!!」って言っていました。
今思うと、きっと故郷が懐かしいっていうのが
本音だったのかも知れないですね。
亡くなってから10年ほど経ちますが、
たくさんの子供、孫、友達に囲まれて
幸せな人生だったのかも知れませんね。
by Manul-Photo
| 2006-03-23 21:44
| 散策寫眞